ムササビに会いに行く。追記
追 記 『ムササビに高い木が必要な訳』

ちょっと意外な感じがするかもしれませんが、ムササビは樹上生活者であり、
地面に降りて歩くことはほとんどないのです。移動は主に木から木です。
木から木への移動手段は、自慢の皮膜を使った滑空です。
飛んで行くうちに、もちろんエンジンはついていませんから、
徐々に飛行の高さが落ちて行きます。
そして目指した木の幹に着木すると、幹を駆け上ってまた高い所へ行き、
次の木をめざして飛び、をくり返して移動するのです。
高尾の山頂あたりから裾方面を目指して飛んでいって、
帰りはその方法で上手くもとの場所まで帰ることが出来ます。
それは高尾山に成長した高い杉の木が保存されているから出来ることで、
その木がもし無くなれば、彼等はどんどん生活圏を追われていってしまうのです。
お出かけ(下り) お帰り(上り)
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